プランティオは、三井物産と、博報堂が共同で推進しているプロジェクト「生活者ドリブン・スマートシティ」のコア事業である、まちサービスプラットフォーム「shibuya good pass」において、“農と食”の分野における都市農園サービス「shibuya good farm」のパートナー企業として協業すると発表した。

フードロスや食糧危機、環境破壊の問題、食の安心・安全など、農と食には、「生産」と「消費」が離れていることから起因する様々な社会課題がある。

これらの課題の解決のキーとなるのは、野菜を“育てる”と“食べる”をシームレスに、海外ではスタンダードになりつつあるFarm to Tableスタイルであるとプランティオでは考えているという。

しかしながら野菜栽培を一度経験した人のうち6割が挫折するというデータがあります。その理由として多いのが、日々の水やりや間引きなどをする時間がない、生育に不安があるとき何をすればいいかわからず枯らしてしまったなど。

そこでプランティオでは IoTセンサーやアプリを使い、テクノロジーとコミュニティによって収穫までをサポート。コミュニティメンバーで野菜を育てるサービスを実施している。

コミュニティで野菜栽培をすることで長く続けられる、コミュニティファームが広がることで緑が広がり、温暖化対策への貢献度など、ソーシャルグッドなインパクトが広がる。

生活者が主体的に関わるまちづくりを目指す「生活者ドリブン・スマートシティ」とビジョンが合致していたことから、今回パートナー企業として協業する運びとなったとのことだ。

「shibuya good farm 」は、楽しく育てて、楽しく食べる、コミュニティ。

みんなで協力しながら野菜を育てる、都市農園の会員サービスとなっている。都会にいても、土いじりを通じて、仲間と話したり、気分をリフレッシュする時間がつくれるという。

IoT センサーで作物の状態を把握し、アプリで確認することができるため、畑に行っていない時も楽しめるとのことだ。

また、月に1度、近隣のレストランで、育てた野菜を使った美味しい料理を、仲間と楽しむことができるという。