リクルートマーケティングパートナーズが提供するオンライン学習サービス「スタディサプリ」は、学校の先生向けサービスにおいて、Googleが提供するGoogle for Education Technology PartnerのHighly Qualified Partnerに認定されたと発表した。

スタディサプリは、有料会員数140万人(2020年6月末時点)が利用する、実力派講師陣による小学校高学年から大学受験生まで4万本以上の講義動画を利用することができるオンライン学習サービス。

学校向けのスタディサプリでは、全国の高校約2,592校で利用され、教職員向けの機能「スタディサプリ for TEACHERS」を通し、学習を児童・生徒頼りにするのではなく、宿題配信や進捗管理、先生からの学習の伴走・サポート、よりよい指導の実現を可能としているという。

新型コロナウイルスの影響で全国の学校が休校となった際には、先生と生徒のコミュニケーション機能としての役割も果たしてきたとのことだ。

今回、学校向けに提供しているスタディサプリおよび「スタディサプリ ENGLISH」はGoogleが提供するGoogle for Educationのパートナープログラム「Google for Education Technology Partner」において、「Highly Qualified Partner」に認定され、2020年11月からより利便性の高いサービスへと進化をとげることとなった。

このHighly Qualified Partnerは、アクティブユーザーが50万人以上のサービスに限定されるという。なお、同サービスの提供に関しては、個人で利用の会員は対象外となるとしている。

同サービスの具体的な機能としては、教職員が利用される「スタディサプリ for TEACHERS」および「スタディサプリ ENGLISH 学習管理システム」において、保有するG Suite for EducationアカウントとスタディサプリのIDを接続することにより、スタディサプリ for TEACHERSおよびスタディサプリ ENGLISH 学習管理システムにG Suite for Educationアカウントでのログインが可能になるという。

さらに、スタディサプリ for TEACHERSではG Suite for Educationとの機能連携により、スタディサプリで管理されている一部のデータをG Suite for Educationと連携することが可能に。

スタディサプリでは、引き続き、これからの社会に向けて学ぶ生徒と教育改革に向き合う先生のサポートを行っていくとしている。