楽天は、運営する宅配買取サービス「楽天買取」において、ビデオ通話システムを使用して中古品の査定をオンラインで受けられる「ビデオ通話査定」機能の提供を開始したと発表した。
同機能によりユーザーは、中古品の中でも特に査定ニーズが高いブランドバッグや腕時計などの対象商品カテゴリの品について、ブラウザ型のビデオ通話システムを通じて各店舗による商品査定を受けられるようになったという。
利用の際は、ユーザーが不用品の買い取りを依頼する各店舗の申込ページより「ビデオ通話査定」を実施する日時を選択・予約し、予約した日時にメールなどで事前に案内されたURLにスマートフォンやパソコンからアクセスすることで、各店舗の担当者とビデオ通話を行うことができる。
対象店舗は、特に高額のブランド品の取り扱いが多い2店舗となり、今後さらに対象商品カテゴリや導入店舗数を拡大していく予定であるとのことだ。
「楽天買取」ではこれまで、オンラインで取り引きができる利便性により多くのユーザーの支持を集める一方で、査定結果を受け取るまでのプロセスが対面での査定と比較して見えにくいため、「査定金額の詳しい理由が知りたい」などの声が寄せられていたという。
また、昨今ではコロナ禍における新しい生活様式に合わせて、より一層非対面でのやりとりへのニーズも高まっている。
同機能は、このようなユーザーのニーズと現在の状況を考慮し、オンライン取引の利便性をさらに向上するために導入されたとのことだ。
「楽天買取」は、今後も様々な取り組みを通じて、さらなるサービスの利便性向上を目指していくとしている。