フェニックスの親会社である中国動向集団有限公司は、カジュアルウェアメーカー・輸出入卸・小売を行う志風音(シフォン)と、スキー・アウトドアブランド「phenix(フェニックス)」のマスターライセンス契約を締結したと発表した。
「phenix」ブランドは、1952年に日本で誕生し、1955年当時の最新素材・ナイロンをいち早くスキーウェアに導入しスキーウェアブランドとして礎を築いてきた。
1978年のダウラギリ遠征(8,167m)では、国内で初めてヒマラヤの超高所に耐えうるダウンウェアを開発し登頂をサポート。
さらに、世界トップレベルを誇るノルウェーアルぺンスキーチームのオフィシャルサプライヤーとして長年、最先端のスキーウェアを製作し続けており、phenixのスキーウェアへの情熱は世界でその名を轟かせるほどであるという。
今回の契約締結により志風音は、マスターライセンシーとして、中国を除く日本をはじめとした世界中で「phenix」ブランドを展開する権利を有することとなり、契約期間は2021年1月1日から5年間であるとのことだ。
フェニックスの社長、王 亜磊(ワン・ヤレイ)氏は、「phenixは長い歴史を持つ日本ブランドとして、スキーウェアやアウトドアウェアを展開してまいりました。今後、中国動向集団はシフォンと手を携えて、phenixブランドに引き続き投資し、積極的に改革していく予定です。今後、この双方の協力関係はphenixブランドをよりよい方向に導くと確信しています。」と述べている。