オリンパスは、大腸内視鏡用のAI診断支援アプリケーションを搭載した内視鏡CADプラットフォーム「ENDO-AID」を11月初旬から欧州・アジア一部地域で発売することを発表した。

日本、米国、その他地域については、各国の法規制対応の準備が整い次第導入していくとのことだ。

ENDO-AIDは、同社が4月に導入した最新鋭の内視鏡システム「EVIS X1」と組み合わせることで、ポリープ、がんなどの病変候補を自動的に検出しリアルタイムに表示できる、AI技術を活用した最先端のCADプラットフォーム。

今回の欧州・アジア一部地域導入時には、大腸病変の検出支援アプリケーション「ENDO-AID CADe」を搭載。

将来的には消化器領域の他の臓器に対応するアプリケーションの開発をしていくことで、内視鏡診断・治療の質の向上を目指すとしている。