大作商事は、同社が製造販売する携帯型空気清浄機「ピュアサプライ」が浮遊ウィルスを最大99.99%減少させることが北里環境科学センターにおいて確認されたと発表した。

ピュアサプライは、わずか38グラムと超軽量・小型設計で首から下げて携帯ができ、顔周辺の呼吸ゾーンの浮遊微粒子(エアロゾル)を除去することができる携帯型のパーソナル空気清浄機。

マイナスイオン発生式の空気清浄機なので、不快な音や臭い、風も無く、フィルター交換などのメンテナンスも不要。首に掛けるだけで電車、飛行機の中、オフィスや飲食店、病院の待合室などの人込みの中にいても顔周辺の空気をクリーンに保つことができるという。

これまで国内第三者試験機関において疑似粒子を用いたウィルスサイズを含む超微粒子(ナノ粒子)除去性能試験は実施しており、優れた除去性能を確認していたが、今回新たに北里環境科学センターにおいて、実際のウィルスを使用した浮遊ウィルスの抑制性能評価試験を実施し、最大99.99%という高い除去性能が確認されたという。

2月の新型コロナ感染拡大以降、国内外から需要が急増し、常に欠品・品薄の状態が続いていたが、今月10月中旬から供給体制が整い、本格的に販売を再開するとのことだ。

ピュアサプライはすでに一部の病院、調剤薬局を含む医療関係施設が導入、使用されており、高い評価を受けており、これから季節性インフルエンザ流行のシーズンに入り、またGoToキャンペーンの本格化に伴い人の移動が増加するため、医療関係施設、老人介護施設はもとより、ホテルなどの宿泊施設、旅行業、鉄道、バス、航空社などの運輸事業者への更なる導入拡大が見込まれるとのことだ。