ドコモとオールアバウトは、共同運営するメディア「イチオシ」で、YouTuber を複数名起用した動画・記事広告のプラン「動画活用タイアップ」の提供を開始したと発表した。
また、イチオシへ動画コンテンツ提供する公認 YouTuber”イチオシスト”の登録受け付けも開始したとのことだ。
イチオシでは、総合情報サイト「All About」に所属する1,300テーマ・900人の「ガイド(専門家)」やSNS上のインフルエンサーを“イチオシスト”と称し、普段から愛用しているモノ・サービスを、イチオシのサイト上で紹介(イチオシ)している。
ファッション・マネーなど、12のカテゴリーがあり、ドコモとオールアバウトの共同運営により、 「dメニュー」をはじめとしたさまざまなメディアやアプリを通じて、個々の生活者ニーズに最適化された配信をしてきた結果、記事内で紹介する商品への平均送客率は 17%という高い水準であるとのことだ。
昨今“イチオシスト”にはYouTuberの参画が増加。「イチオシ内」の動画コンテンツが増えているという。
また、参画するYouTuberはチャンネル登録者数が1万~10万人前後のマイクロインフルエンサーと呼ばれる人が多いため、ファンとのエンゲージメントも高い傾向にあるとのことだ。
今回、オールアバウトとドコモは、広告主の商品・サービスの特長を多面的に訴求し、理解促進が図れる広告プラン「動画活用タイアップ」を提供するという。
「動画活用タイアップ」では、“イチオシスト”として登録しているYouTuberの中から自社商品・サービスと親和性が高い人を複数名(最低3人から)起用することができる。“イチオシスト”は、その商品・サービスの使用感や体験のレビュー動画を制作し、自身のYouTubeチャンネルで配信。
さらに、それらの動画をイチオシ編集部視点でまとめ、広告コンテンツとしてイチオシ内に記事として掲載。なお、商品サンプリングから掲載までの一連の流れは全てオンラインで対応可能であるとのことだ。
また、今回のリリースに伴い、イチオシでの動画コンテンツ提供や、タイアップ協力を希望する公認YouTuber “イチオシスト”の登録受け付けも開始。
“イチオシスト”に登録すると、 提供したコンテンツがイチオシや提携メディアにまで配信されるため、認知度の向上が期待されるという。さらに、「動画活用タイアップ」にも参加できるため、自身で営業活動することなく、YouTube内広告以外での収入増加の機会を得ることができるという。
今後も両社は、さらなるメディアの価値向上を図ると同時に、YouTuberをはじめとした個人の活躍機会の創出と、広告主企業のマーケティング活動を支援するソリューションの提供をめざすとしている。