Spotifyは、今後の躍進が期待される世界の新進アーティストを一堂に紹介するコーナー「Early Noise」をSpotify内に開設したと発表した。

Spotifyは、注目の次世代アーティストをサポートするプログラムを世界中で展開している。日本では2017年より、Early Noiseプログラムを実施しており、年初に選出した10組をプレイリストやイベントなどで年間を通じてバックアップしている。

これまでに、あいみょん、Official 髭男 dism、ビッケブランカ、CHAIなど多くのアーティストがここから国内、さらには、海外に多くの新たなリスナーを獲得し、ステップアップしているとのことだ。

一方、世界規模でも2020年3月より世界各地からの注目の新進アーティストを世界の音楽ファンに紹介する「RADAR」プログラムをスタート。115組のアーティストが選出され、同名のプレイリストは6か月間で20億回以上も再生されている。

RADARには、日本からも、今年度のEarly Noiseに選出されたRina Sawayama、Vaundy、藤井 風の3組が選ばれているという。

今回Spotify内に開設されたEarly Noiseコーナーでは、Early NoiseやRADARのプレイリストはもちろん、様々な国や地域で展開されている22の姉妹プログラムのプレイリストも集められている。

世界のリスナーが国境を越え、新たな才能にいち早く出会える場所となっているとしている。

同社のグローバルヒット部門の責任者であるNed Monahan(ネッド・モナハン)氏は、「『Early Noise』コーナーの立ち上げに際しては、各国のSpotifyエディターたちが世界各地の新進アーティストをサポートするために協力体制を敷きました。『Early Noise』コーナーが、自国以外の注目アーティストを発見する新たな方法となり、アーティストにとっても世界中に新たなファンを広げる場となることを願っています」とコメントしている。