𠮷野家ホールディングスグループのシェアレストランは、リロ・グロース社と飲食店の開業支援において業務連携すると発表した。

今回の業務連携では、シェアレストランがサービスを提供している飲食店舗において、間借り営業卒業後の不動産取得などの支援をリロ・グロースが積極的に進めていくことで、飲食業界におけるシェアリングエコノミーの更なる普及を加速させるとのことだ。

間借りのマッチングプラットフォーム「シェアレストラン」と、個人の開業希望者の支援を得意とするリロ・グロース社の「バショコム」が提携することにより、飲食店開業希望者がシェアレストランを通じて店舗での間借り営業経験を積み、実店舗の新規出店を行う上での開業サポートが可能となる。

また、間借り開業者にとっては、実店舗の出店という将来設計のイメージがつかみやすくなり、展開の選択肢が広がるという。

バショコムは個人の方が小さな店舗で出来るだけ投資をかけずに出店する事に特化した情報サイト。間借り店舗情報の紹介にとどまらず、狭小飲食店用物件やゴーストレストラン用物件・クラウドキッチン用物件なども取り揃えた間借りと不動産の情報サイトになっている。

狭小店舗やゴーストレストランの居抜き物件を間借り卒業者に紹介、小まめな情報提供をしていくとのことだ。

また、シェアレストランでは今回、提携先を募集。ITベンチャー、不動産会社、デベロッパー、飲食店と取引のある人、YouTuberや芸人、法人個人問わずシェアレストランではともに飲食店飲食業界を盛り上げるパートナーを募集している。

これから飲食店をはじめたい開業希望者は、シェアレストランのサイトから、飲食店やバー・レストラン・カフェなどの空き時間帯を検索し、好みに合う地区の店舗を月額定額で間借りすることができ、投資をせずに低リスクで飲食店を開業することが可能。

また、飲食店オーナーは、保有店舗の空き時間の有効活用し収益化することで、より安定的な飲食店経営が可能となるとのことだ。