隠岐観光協会、ヤマップ、パナソニック サイクルテックは、再活性化する国内観光並びに行楽シーズンの本格化を前に、島根県・隠岐諸島の自然観光を満喫できる電動アシスト自転車周遊サービス「E-BIKE ADVENTURE OKI」の提供を開始したと発表した。

E-BIKE ADVENTURE OKIの周遊コースは、行きたい島と滞在時間に合わせて選べ、全19種のコースがあり、いずれも隠岐諸島の魅力を存分に味わえる内容となっているとのことだ。
さらに、景勝地などのランドマーク情報・現在位置・ルート・所要時間等の情報も、すべて「YAMAP」アプリの地図上で確認できるとしている。
島根県・隠岐諸島は、豊かな自然に恵まれた地域であると同時に、多くの歴史・文化スポットも存在し、世界的にみても貴重な観光資源を有しており、エコ・ツーリズムの本格的な推進・強化に適した環境にあるという。
E-BIKE ADVENTURE OKIは、そうした背景に基づく実験的なサービス。隠岐諸島の新たな体験型観光コンテンツ並びに「着地型旅行商品」の企画・開発を加速させ、個人客・グループ客の受け入れ体制充実を図るため、そして新たな旅行商品を造成するための実証実験を兼ねているとのことだ。
今後も3者は、2021年3月を目処に、同サービスで得られた様々な結果・知見を分析・評価し、地域資源を活かした観光消費の拡大と、中長期的な観光振興ビジョンに資する新たな観光振興モデルの開発を目指し、協働を図っていくとしている。
なお、同サービスの提供期間は、9月8日から12月7日まで。パナソニック サイクルテックの「XM1<エックスエムワン>」が利用できるとのこと。要・事前予約となっている。