Instagramは、フィード投稿にイベント情報をタグ付けする機能を日本で導入することを発表した。
今回のアップデートにより、ビジネスやクリエイターは開催予定のイベントについて、イベント名や開始日時などの情報をフィード投稿に追加することができるようになるという。
また、投稿を見た利用者は、イベントを主催するビジネスやクリエイターをフォローしているかどうかに関わらずリマインダーを設定し、開始時間の15分前に通知を受け取ることができるため、興味を持ったイベントに忘れずに参加することが可能となる。
ビジネスやクリエイターにとって、オンライン上で顧客やファンとつながりを保つことがこれまで以上に重要となっている現在、Instagramにおいても外出自粛が広がった2020年3月には、Instagramライブの利用者が全世界で50%増となり、多くのビジネスやクリエイターが商品の紹介をする動画やファンから募集した質問に答えるQ&Aなどを配信したという。
このようなライブ配信を実施する際に、今後は顧客やファンが配信を見逃さないよう、告知のためのフィード投稿にイベント情報をタグ付けすることができるようになる。
なお、フィード投稿には、Instagramライブなどプラットフォーム上で実施するイベントに限らず、新商品の発売やセールの開始、店舗で実施するイベントなどの情報も追加することが可能とのことだ。
使い方は以下となる。
フィード投稿にイベント情報を追加する方法(ビジネス・クリエイター向け)
- ビジネスアカウントおよびクリエイターアカウントを利用している場合、フィード投稿にキャプションなどを追加する画面に「イベントを追加」という新しいオプションが表示される。
- 「イベントを追加」を選ぶと、イベント名、イベント開始日時、終了日時(任意)の情報を追加することができる。
- フィード投稿に追加できるのは、作成日から90日以内に開始するイベントのみ。
- 過去にイベントを作成したことがある場合は、既存イベントの一覧が表示され、簡単に追加することができる。
- 従来のキャプションや位置情報タグなどと同様、フィード投稿をシェアした後もイベント情報を編集したり、削除したりすることも可能。
イベントのリマインダーを設定する方法
- イベント情報が含まれるフィード投稿には、投稿の左下に「イベントを見る」アイコンが表示される。「通知を受け取る」を選択すると、リマインダーをオンに設定することができる。
- リマインダーを設定すると、イベントの開始15分前に通知が届く(Instagramからプッシュ通知を受け取る設定になっている必要あり)。
- リマインダーを設定したイベントの一覧は、アクティビティタブ(ハートマークのアイコンのタブ)から確認可能。リマインダーをオフにしたい場合は、この一覧から管理できる。
また、イベント情報を友達や家族にシェアしたい場合は、他のフィード投稿と同じように、ストーリーズやダイレクト機能で共有することもできるとのことだ。