LINEは、LINEサービス上における、安全で自由なコミュニケーションとプラットフォームとしての品質を維持し、そのバランスについて明確にすることを目的に「有害なコンテンツへの対応方針」について発表した。

また、併せて、同件に関するパブリックコメントの募集を開始。

昨今、社会的な混乱を招いたり、生命・身体・財産を害したりする情報、テロリズムや暴力的な過激主義につながる有害な情報などが問題視されている。

こうした状況の中、LINEは、コミュニケーションインフラとして、同社のサービス上におけるこれらの拡散、影響および対応のバランスについては、慎重に図る必要があると考えているとのことだ。

また、現在、SNSプラットフォームがテロ行為のプロパガンダに利用されたり、偽りの情報によって社会の混乱に利用されたりするケースが散見されている。

オープンとクローズドの両面のサービスを提供する同社は、プラットフォームであると同時に、ニュースや漫画などのコンテンツサービスを提供する事業者として、サービスの性質に配慮した形で自由なコミュニケーションとプラットフォームとしての品質を維持する必要があると認識しており、これらのバランスについて明確にし、今後この領域において、様々な対策を今後検討・強化していく方針であるとしている。

今回、同社は、同件に関し「有害なコンテンツへの対応方針」として、問題意識と背景、コンテンツテイクダウンに関連する施策、フェイクニュースに対する施策、テロや暴力行為に関連するコンテンツに対する施策、今後の方針について公表。

コンテンツテイクダウンに関連する施策、フェイクニュースに対する施策、テロや暴力行為に関連するコンテンツに対する施策などを検討・強化していくとしている。

なお、今後これらの内容をより明確化し、検討や実装の進展に応じて公表していくとしている。

また、引き続き、安全で自由なコミュニケーションインフラとしてサービスを提供し、ユーザーの毎日に寄り添うプラットフォームを目指していくとのことだ。