POPERは、8月1日、ComiruAirを正式にリリースすることを発表した。

ComiruAirは、塾やスクールに特化したオンライン授業構築システムとなり、新型コロナウイルスがきっかけで標準化されつつある授業のオンライン化に対応するためのシステム。

授業のオンライン化に伴う様々なバックオフィス業務もComiruを使うことで効率化することが可能であるという。

昨今の新型コロナウイルスによる緊急事態宣言に伴い、多くの塾では通常通りの対面授業を行うことが困難となり、その際に半ば強制的に対応せざるを得なかった「オンライン授業」が、緊急事態宣言が明けた後も保護者や生徒の間で選択肢の1つとして考えられるようになった。これにより、塾経営にとってなくてはならないものへと変わりつつあるという。

現在の塾業界では、既存のオンライン「会議」システムを使うと、特に個別指導においては最適化がなされていない点や授業だけをオンライン化しても、それに必要な事前事後の連絡等のタスクが膨大で煩雑であるという課題が挙げられている。

今回同社は、こうした課題解決のため、同システムを開発。3月のβ版リリース以降すでに多くの学習塾で導入されているComiruAirを正式リリースするに至ったとのことだ。

ComiruAirは、Comiruと連携することにより、塾業界の課題を解決し、塾経営のデジタル化を推進するという。

具体的には、授業とその前後の作業を圧倒的に効率化し、シームレスに総合管理、運用ができる。

また、個別指導において、対面における個別指導の再現がなかなか難しく、一緒に授業を受ける生徒と先生のやり取りが気になるなどの要望があったが、同システムを使うことにより、必要な生徒のみに画面を共有し、指導することなどができる。

さらに、動画コンテンツを使用してレッスンが可能。ComiruAirで行った授業を録画することや、手持ちの動画素材をアップロードすることができる。