米Facebookは、サブサハラアフリカ、東南アジア諸国連合、ラテンアメリカへの投資の経済的影響を調査するために委託した3つのレポートから、今後5年間でこれらの地域の総計で2,000億ドルを超える経済成長を推定していることを発表した。

通信市場全般を対象調査を行なっている、英Analysys Masonによれば、FacebookのサブサハラアフリカとASEANへの投資は、今後5年間でそれぞれ570億ドル以上と700億ドル以上の経済的利益をもたらすという。

NERAエコノミックコンサルティングは、Facebookのラテンアメリカへの投資により、平均で年間270億ドルの経済成長が見込まれ、地域全体で178,000の新規雇用を創出すると予測しているとのことだ。

経済的価値の大部分は、ファイバーバックホールを提供する海底ケーブル、エッジネットワーク、オープントランスポートネットワークへのFacebookの投資を通じて生み出される。

これらのプログラムは、アクセスネットワークの品質とサービス提供を改善し、ネットワークオペレーターがカバレッジの拡張およびパフォーマンス改善、コスト削減するのに役立つとのことだ。