HISは、花火事業者6社と連携し、全国で無観客花火のイベントを実現させるためのクラウドファンディング「キズナハナビ」プロジェクトを立ち上げ、その支援受付を開始したと発表した。
同プロジェクトでは、全国7箇所(打上げ場所非公開)で無観客花火を順次開催し、その花火を収録し映像化する。
後日、クラウドファンディングの支援者を対象に、音楽に合わせたリレー形式の花火の映像をオンライン上で限定公開するとのことだ。
また、支援額に応じて、支援者と花火事業者をつなぐプランを用意。花火工場見学、2020年秋開催予定の花火大会企画会議(WEB予定)、花火業者と食事会といった交流の場を提供するとしている。
コロナ禍に伴い夏の花火大会の中止が相次ぐ中、6月1日花火事業者による「全国一斉悪疫退散祈願Cheer up!花火プロジェクト」が全国約300箇所にて開催された。
同プロジェクトは、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、1日も早い収束および悪疫退散を祈願し、花火事業者の自己負担で行われたという。
HISは、この取り組みに感銘を受け、「花火を楽しみにされている方への新しい花火の楽しみ方」や「花火事業者への支援や技術の継承」のための支援をし、花火というコンテンツを通じて地域事業の活性化に繋げたいと考え、同プロジェクトの始動に至ったとのことだ。