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Microsoft「Teams」モバイルアプリ向けに新機能を展開 仕事・個人を別管理

Microsoftは、3月に発表されたモバイル版 Teams(iOS アプリおよび Android アプリ)の新機能を米国時間6月22日にTeamsモバイルアプリに向けて展開が開始されたと発表した。

今回の新機能により、Teamsのパワーを仕事以外の個人的な生活にも活用できるようになるという。この新機能のプレビューを利用するには2つの方法があるという。

すでにTeamsモバイルアプリを利用している場合、設定をクリックし、アカウントの追加を選択。個人用のマイクロソフトアカウントでサインインするか、電話番号で新しいアカウントを作成し、設定から個人用アカウントと仕事用アカウントを切り替えることができる。

Teamsをまだ利用したことがない場合は、iOSまたはAndroidのアプリストアからTeamsのモバイルアプリをダウンロードし、個人用Microsoftアカウントでサインインするか、電話番号でアカウントを新規作成。

これにより、仕事用、プライベート用のアカウントを管理できるとのことだ。

Teamsの機能は、個人用、仕事用のどちらでもメッセージやビデオ通話が可能であるとしている。

さらに、GIF画像や写真、ビデオ、ドキュメントなどを共有する機能、位置情報を統合した機能など、さまざまな楽しい機能が用意され、同社はTeamsが個人用チャットやビデオ通話、音声通話のメッセージハブとなることを目指しているという。

また、単なるチャットアプリや通話アプリではなく、グループを作成した場合や一対一でチャットする際には、リストやドキュメント、予定表をグループのダッシュボード内で共有することで、整理された状態を保つことが可能であるとしている。

もちろんMicrosoftの他アプリケーションと連携・共有が可能。ドキュメントはOneDriveに保存されるため、スマートフォンが手元になくても他のデバイスからアクセスできるとのことだ。

そのほかにも、個人向け機能の一環として、位置情報の共有機能も提供開始。Teamsの位置情報共有機能で今いる場所を共有し、公園のピクニックやコンサートの人混みの中でも簡単に友人を見つけられるようになるとしている。

同社は、まずモバイル版にて、これらの機能のプレビューをリリース。今後数週間かけてプレビューを展開し、寄せられたフィードバックを確認し、改善していくという。

なお、新機能の一般提供と、デスクトップ版およびWeb版Teamsへの機能拡張は、今年後半を予定しているとのことだ。

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