オリエンタルランドは、東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーを7月1日から再開すると発表した。

両パークの再開にあたっては、政府の「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」を踏まえて作成された「遊園地・テーマパークにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」に沿った対策を講じ、行政機関からの指導のもと、ゲストとキャストの健康と安全の確保を最優先に運営していくとのことだ。

また、運営再開にあたっては、入園者数の制限によるキャパシティコントロール、アトラクション、ショップ、レストラン等の各施設における利用人数の制限、定期的な拭き上げ、ソーシャルディスタンスを確保するための積極的な声かけ等、健康と安全のための対策を徹底するとしている。

さらに、ゲストがチケットを購入する際に、代表者の情報を入力することで、感染拡大の抑制に努めるという。

なお、来園するゲストへは、検温、常時マスク着用、ソーシャルディスタンスの確保、手洗いおよび消毒を呼び掛けるという。そのほかにも、クレジットカードや電子決済などのキャッシュレス支払いを推奨するとのことだ。

運営期間にあたっては、7月1日から当面の間。運営時間は、午前8時から午後8時。アトラクションやエンターテイメント、ショップ、レストランは、利用人数を制限しながらの運営または休止となるとしている。

また、チケットは、6月25日午後3時より、東京ディズニーリゾート・オンライン予約・購入サイトにて販売開始。休園期間中の下記未使用チケットは、2022年3月31日までに入園、もしくは払い戻しの対応をするという。

  • 日付指定券で、指定入園日が2020年2月29日以降、もしくは有効期限の終了日が2021年4月30日までのチケット
  • 入園日が指定されていないチケットで、有効期限の終了日が2020年2月29日から2021年4月30日までのチケット

有効期限が2020年2月29日以降の年間パスポートを持っている人に関しては、有効期限の延長や払い戻し、グッズのオンライン購入と抽選による入園などの対応を予定しているとのことだ。

また、パークの再開にあたり、ディズニーアンバサダーホテル、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ、東京ディズニーランドホテルは、6月30日より再開。当面の間、宿泊者限定の特典や営業内容を変更して運営するとしている。

なお、東京ディズニーセレブレーションホテルの再開に関しては、決まり次第、オフィシャルサイトにて発表するという。

同社は、ホテルの運営についてもパーク同様に感染症対策を徹底し、一般社団法人日本ホテル協会が作成したガイドラインに沿った対策を講じ、ゲストとキャストの健康と安全の確保を最優先に運営していくとのことだ。