エイチ・アイ・エス(以下、HIS)は、虎ノ門エリア内の東京ワールドゲート「神谷町トラストタワー」へ、6月22より本社を移転拡張すると発表した。
同社は、「多様性を受け容れる新たな価値創造の場へ」という意味を込め、「DIVERSITY(多様性)」と「LANDSCAPE(景観)」、2つの単語を掛け 合わせた造語「DIVERSCAPE」を新オフィスのデザインコンセプトとして掲げる。
今回、固定電話、有線LANを廃止し、完全無線LANとフリーアドレスの導入と、さらに多様なワーキングスペースの拡張を図った。これまで、社員は部署ごとに固定席で業務を行ってきたが、日々の業務のシーンに合わせて最適な空間を選択し、個人・チームが部署を超えコミュニケーションを図り課題に取り組めるようしている。
また、仕事内容に合わせて働く場所を自由に選択し、ソロワーク・グループワークに応じ集中しやすい環境をつくることで、効率性を高めると共に、新しい生活様式として求められている過密を避けた距離感を保つという。
さらに、約80種類、世界5大陸原産の植物をオフィス内に配置し、多様性の表現をするとともに、緑視率を上げ自然との調和にも強化したとのことだ。