大日本住友製薬は、医療関係者向けサイトにおいて、デジタル技術を介した新たな情報提供として、オンライン会議システムを用いた 「iMR®」(リモートのMR)による予約面談および新規オリジナルキャラクター「vMR™」(バーチャルのMR)による動画コンテンツ配信を開始すると発表した。

同社は、これまでMR(医薬情報担当者)による医療関係者への情報提供に加えて、Web講演会など、デジタル技術を介した情報提供に積極的に取り組んできた。

今回、新たなコミュニケーションチャンネルとして、iMRおよびvMRを追加したという。

iMRは、リモート専任MRによるオンライン会議システムを用いた情報提供で、双方向の対話型コミュニケーションが可能。特徴として、利用時間内であれば、好きな時間に場所を選ばず面談が可能となっており、予約受付時間は24時間365日、利用時間は平日の11時から19時とのことだ。

また、スライドを見ながら知りたい情報を入手でき、一人一人のニーズに合わせた情報入手が可能となる。対応するのは、MR資格のあるリモート専任MRで、非定型抗精神病薬「ラツーダ」を中心とした精神科領域の製品に関する情報を提供するとしている。

vMRは、バーチャルのMRとして、同社製品や対象疾患、医療行政について説明。情報入手の多様性に対応し、都合に合わせいつでもどこでも、スマートフォンやPCなどから視聴できるとのことだ。

なお、同社は今後も、デジタル技術を積極的に活用し、医薬品の適正使用推進のための情報提供活動に努め、様々な製品や疾患領域において順次コンテンツの拡充を予定しているという。