Facebookが、自社のメッセンジャーアプリであるMessengerにおいて、新しいビジネス受信トレイをリリースしたと発表した。
これにより、企業が顧客メッセージに応答し、Messengerアプリで個人アカウントとビジネスアカウントを簡単に切り替えることができるという。
同社の調査によれば、Facebookのビジネス管理者の90%以上がすでにMessengerを使用して友人や家族とチャットしており、複数のアプリをダウンロードして管理したくないという声が上がっているとのことだ。
また、中小企業には、オンラインでの存在感を高め、顧客とコミュニケーションをとるために信頼性が高く使いやすいツールが必要であるという意見も上がっているという。
今回、Messengerの新しいビジネス受信トレイにより、企業は迅速かつ簡単にメッセージ対応することができるようになる。さらに、Messengerのビジネスインボックスは、メッセージに加えて、Facebook投稿の管理や広告の作成、ページインサイトの表示を行うことができるページマネージャーアプリを補完するとのことだ。
なお、新しいビジネスの受信トレイは、iOSのメッセンジャーアプリで公開され始めており、今後数週間でAndroidに登場するとのことだ。