NIKEは、今後4年間でNIKE、ジョーダン、コンバースのブランドを代表して、米国のブラックコミュニティを支援するという4,000万ドルのコミットメントを発表した。

この取り組みは、社会正義、教育、アメリカの人種的不平等への取り組みを中心に据えた組織への投資と支援に焦点が当てられているという。

同社の社長兼CEOであるジョン・ドナフー氏は「NIKEファミリーは、ブラックコミュニティが直面する問題についてさらに深く学び、多大な苦痛と無意味な悲劇の人種差別が生み出すことを理解する必要があります」と述べ、黒人への暴行死事件を受け、人種差別を考える必要があるとしている。

また、NIKEが事業を展開するコミュニティにサポートを提供してきた長い歴史に基づいた4,000万ドルをかけ、スポーツの力と私たちのブランドを活用して世界を前進させるとしている。

同社は、透明性、説明責任、インパクトへの取り組みを推進し、Nikeインパクトレポートを通じてこれらの分野での進捗状況を毎年共有していくとのことだ。