凸版印刷は、凸版印刷労働組合と「ハラスメント防止に関する労使協定書」を4月2日に締結したことを公表した。

同協定では、ハラスメントのない快適な職場環境の実現に、労使一体となって努力することを確認しているほか、各種ハラスメントの定義、ハラスメント防止に向けた方針の明確化、周知・啓発活動の内容、不利益取り扱いの禁止などを明文化。

また、パワーハラスメントのみならず、セクシャルハラスメントやマタニティハラスメント、性的指向・性自認に関するハラスメント等も網羅することで、近年複雑化しているといわれるハラスメントについても対応しているとのことだ。

さらに、ハラスメントの相談窓口を整備し、内部通報制度「トッパングループ・ヘルプライン」の利用についても同協定の中で言及しており、防止効果を更に高めているという。

同社は同協定書により、今まで以上に安心して発言・行動できる心理的安全性の高い職場環境の整備し、多様な人財が活躍できる「ダイバーシティ&インクルージョン」の取り組みを加速させるとしている。