ウォルト・ディズニーは、新型コロナウイルス感染症の流行によって閉鎖していたフロリダ州オーランドにある、同社のテーマパーク「ウォルト・ディズニー・ワールド」を7月11日より段階的に再開するという提案をオレンジカウンティの経済回復特別調査委員会に提出したと発表した。

同提案では、マジックキングダムパークとディズニーのアニマルキングダムを7月11日に段階的に一般公開。その後、7月15日にはEPCOTとディズニーのハリウッドスタジオを計画しているという。

また、テーマパーク再開に伴い、入場者および従業員のマスク着用と検温を義務付け。入場は予約制で入場者数が制限されるほか、パレードや花火、キャラクターとの交流など、群衆を引き寄せるイベントは中止するとのことだ。

パーク以外のディズニーストアについては、今後数週間でヨーロッパと日本の店舗に加えて、米国の一部の店舗から、グローバルに段階的な営業を再開するとしている。

なお、同州知事の承認を経て営業再開は正式決定となるとのことだ。