楽天と西友は、共同で運営する「楽天西友ネットスーパー」において、新型コロナウイルスの感染防止策の一環として、5月28日より、原則すべての注文の届け時に、「非対面受け取り」を導入すると発表した。

また同日、一部地域において、注文した商品の受け取り場所として、自宅のほかに西友の店舗が選択可能となる、「店舗でのお渡しサービス」を試験導入するという。

楽天西友ネットスーパーでは、利用者と配送員の新型コロナウイルス感染防止のため、2020年4月中旬より、利用者の希望に応じて「非対面受け取り」に対応している。

今回、原則すべての注文の配達を非対面とし、利用者と配送員が直接接することなく、インターフォン等を通じて商品の置き場所を確認する運用とすることで、商品の受け取り時の感染リスクの更なる低減と、安心して利用できるサービスの実現を図るとのことだ。

また、「店舗でのお渡しサービス」は、西友行徳店(千葉県)および西友朝霞根岸店(埼玉県)の近隣の利用者を対象に試験導入するという。

利用者が、同サービスで商品購入の際、受け取り方法として「店舗でのお渡し」を選択の上、受け取り日時を指定。西友店舗内に設置した同サービス専用の「商品お渡し場所」で購入商品を受け取ることができるという。

利用者の都合に合わせて指定の時間内に店頭で商品を受け取ることが可能となり、店舗における滞在時間の短縮や、混雑を避けることができるようになるとしている。

楽天と西友は、今後も楽天西友ネットスーパーを通じてユーザーに利便性の高い安全な買い物体験を提供するため、一層のサービス改善に取り組んでいくとしている。