ソフトバンクの子会社で行政・地方公共団体向けソリューションを提供するSBプレイヤーズが、eラーニング学習支援サービス「palstep(パルステップ)」を、新型コロナウイルスの拡大防止のため臨時休校措置を行っている東京都新宿区立の全ての小・中学校に無償で提供することを発表した。
palstepは、学校や教室で学ぶことが難しい児童・生徒の学習機会を保障するeラーニング学習支援サービスで、社会貢献活動として各地方自治体の教育委員会、学校等に無償で提供していたもの。
同社は4月より、学習の仕上げ段階にある中学校3年生の生徒について、臨時休校中の学習支援を行いたいという新宿区教育委員会からの要望に応え、新宿区立の中学校3年生約900人を対象にpalstepの利用IDを提供してきた。
今回は、緊急事態宣言の延長による臨時休校措置の延長に伴い、新宿区教育委員会と再度協議を実施。同区立の全ての小学校、中学校に通う全児童・生徒約1万2,000人を対象に、利用IDを提供することを決定した。新宿区では今後、準備が整い次第、順次利用を開始する予定としている。
同社は今後も、新宿区と同様にpalstepの無償提供を全国に拡大し、家庭学習の充実に取り組む地方自治体の一助となるよう取り組んでいくとのことだ。