東京都は、中小企業のテレワーク導入支援策として実施している事業継続緊急対策(テレワーク)助成金の募集期間を延長することを発表した。
東京都は現在、新型コロナウイルス感染症等の拡大防止対策として有効なテレワークの推進を図っている。今回、テレワークの導入に関する緊急調査を実施し、テレワークの導入率は、3月時点の調査結果と比べ、2.6倍の62.7%であったという。
また、従業員規模別に導入率を比較すると、企業規模が大きくなるにつれて、導入率も高くなっているとのことだ。
今回、募集期間の延長が発表された事業継続緊急対策助成金とは、新型コロナウイルス感染症等の拡大防止および緊急時における企業の事業継続対策として、テレワークを導入する都内の中堅・中小企業等に対して、その導入に必要な機器やソフトウェア等の経費を助成するもの。
申請受付期間は、2020年6月1日までとなり、助成事業の実施期間は、支給決定日以後7月31日までに完了する取組が対象。また、助成金の上限額は250万円であるとのことだ。