KDDIが地方創生を推進する地元企業やベンチャー企業への出資を目的とした「KDDI Regional Initiatives Fund 1号」を通じて、MAKOTOグループが運営する「ステージアップファンド投資事業有限責任組合 (以下 ステージアップファンド)」へ出資したことを発表した。
MAKOTOは、東北の自治体と連携した地域内の起業家支援や、地域外からの起業家誘致を通じた新規事業創出などを行う企業。仙台市と連携した東北6県の有望スタートアップ支援プログラムの展開や、東北エリアの15以上の自治体からの地方創生事業の受託などを通じて、東北地方において多くのスタートアップや自治体との接点を有しているという。
またステージアップファンドでは、スタートアップ支援のアセットと東北地方での豊富な接点を活かして、東北発の有望スタートアップの発掘や育成に取り組んでいるとのことだ。
KDDIは2019年7月にMAKOTOと地域発のスタートアップの発掘や育成を目的とした包括的パートナーシップを構築。両社は東北の地域経済を支える起業家の創出・育成を目的とした研修プログラムを共同で開催するなど、起業家育成のための教育プログラムの構築を推進してきた。
今後は、MAKOTOのスタートアップ支援プログラムのノウハウを東北以外の地域にも広げていくことで、KDDIが目指す地域主体の地方創生の取り組みを推進していくとのことだ。