現地時間23日、アメリカ食品医薬品局(FDA)が、コロンビア大学メールマン公衆衛生学校の感染および免疫センター(CII)に新型コロナ生存者に関する臨床試験を承認。これを受け、Amazonが同学校に250万ドルを寄付したことを発表した。
今回行われる臨床試験は、新型コロナウイルスの生存者から提供された血漿が、新型コロナウイルスに対するワクチン、または治療に活用できるかどうかを確認するためのもの。
コロンビア大学によれば、ウイルス感染から回復した個人の抗体を含む血漿は、インフルエンザ、麻疹、MERS、エボラ出血熱、SARSの治療に使用されており、中国の小規模研究では、新型コロナウイルス回復期の血漿が感染予防と治療に有効である可能性があることが示唆されているという。