Googleが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で遠隔授業を行う教員向けのウェブサイト「家から教えよう」を公開した。

同サイトでは、遠隔授業を行う上で活用できるツールや情報を紹介しており、遠隔授業の実施だけでなく、担当クラスの児童生徒や教員同士でコミュニケーションを保つ上で役立つ Google for Education のオンラインツールの案内もしているという。

また、同サイトは、ユネスコ教育情報工学研究所の支援と協力を得て作成され、現在、日本語を含む世界28か国語で展開されており、今後対応言語を拡大していくとのことだ。

「家から教えよう」では、ビデオ通話やライブ配信機能を使って遠隔授業を行うことやGoogle Classroomで生徒とコミュニケーションをとることも可能。また、オンラインテストの作成やクラスのウェブサイトを作ることもできるという。

同社は、これまでもG Suite for Educationを利用している教育機関を対象に、Google Meetの高度なビデオ通話機能を9月末まで無料で提供することを発表している。

今後も、教育現場からの声をもとに、Google Meet の教師向けの管理機能を追加するなど製品の改善を行うとしており、同サイトにおいても、教員やパートナーからのフィードバックをもとに今後もアップデートを予定しているとのことだ。