アカツキは、3月27日開催の取締役会において、経営方針と代表取締役の異動を含む新経営体制について決議したと発表。

取締役、社外取締役の異動については、2020年6月開催予定の定時株主総会および同株主総会終了後の取締役会において正式に決定される予定であるという。

同社は、2020年6月に創業10年を迎える。創業時からの強みであるモバイルゲームの開発・運営力の強化に加えて、IPの創出やメディアミックスの展開、新しいゲーム体験への挑戦を通じて経営体制の強化を図っていくとのことだ。

具体的には、代表取締役を塩田元規氏から取締役COO香田哲朗氏への異動を発表。また、戦略の執行を行うExecutive Leadership Team(以下、ELT)を新たに組成し、重点領域に関して機動的な執行と意思決定を行う。

これにより、取締役会およびELTともに中長期的な企業価値最大化に責任を持ち、相互発展型のチーム経営を実現する。

ELTが計画の策定と事業推進を中心とした経営の役割を、取締役会が最重要な意思決定とコーポレートガバナンス、ELTへのコーチングを中心とした経営の役割を担っていくという。

同社は今後も、ビジョンである「A Heart Driven World.」の実現と、ゲームを中心としたエンターテインメントを通じてユーザーの心をカラフルに色づけられるよう成長を目指すとしている。