楽天は3月25日、オープンソース特許の相互利用団体である「Open Invention Network」(以下、「OIN」)に加盟したと発表した。
OINは、世界中から3,100社以上が加盟している団体で、Linux Systemを対象に、加盟企業同士で特許をクロスライセンスすることで、知的財産権に関するより安全な環境の確立を目指している。
今回、楽天がOINへ加盟することにより、楽天グループが保有するLinux System関連の特許についても、クロスライセンスの対象になるという。
「楽天エコシステム(経済圏)」や、パートナー企業と構築するオープンエコシステムの拡大に向け、オープンソースコミュニティに貢献していくことを目的としている。
楽天は今後、OINの加盟企業と共創関係を構築し、オープンな環境におけるスピーディーなシステム開発や、さらなるイノベーションの促進を図っていくとのことだ。