電通は、自由視点映像に関する特許技術「Swipe Video(スワイプビデオ)」を保有するAMATELUSと業務提携し、第5世代移動通信システム(以下、5G)時代に向けた新たな映像視聴体験の提供を開始することを発表した。
自由視点映像は360度マルチアングルで様々な視点から視聴が可能で、高速・大容量データが送受信できる5G時代の視聴体験として普及が期待されているという。
「Swipe Video」は、これまで映像処理や配信時の負荷の高さからブラウザー再生は難しいとされてきた自由視点映像をクラウド配信できるAMATELUS社独自の技術。
ウェブの技術(HTML5)だけで動作するので、視聴者はブラウザーで再生でき、アプリをダウンロードする必要はないとのことだ。
再生画面をスワイプするだけで、ノーバッファリングでストレスなく自由に映像を切り替えることができ、スロー再生、ズーム、静止中の切り替えも可能。
同社は、独自の技術を持つAMATELUS社の戦略パートナーとして、スポーツを含むエンターテインメント領域を手始めに、放送・通信ほか幅広い領域での提供を展開する予定としている。