みずほ銀行が、幅広い分野・業種の大企業のオープンイノベーションと、先進的な技術を活かした商品・サービスの提供等、イノベーティブな事業に挑戦するスタートアップ企業(以下、イノベーション企業)のさらなる事業成長を支援すべく「オープンイノベーションプラットフォーム」の提供を開始することを発表した(※)。
同サービスは、イノベーション企業のM&A(売却)情報を、M&Aを活用したオープンイノベーションを目指す大企業がインターネット上で閲覧することができるプラットフォーム。
このサービスへのアクセスを通じて、大企業はM&A情報をスピーディーに検索・閲覧することができ、イノベーション企業は自社に関心がある大企業と効率的につながることができるという。
同行によると、イノベーション企業のさらなる成長戦略の手段として、日本ではこれまでIPOを選択する企業が多かったが、近年ではM&Aによる大企業への売却が増加傾向にあり、今後もM&Aを選択する企業の増加が見込まれているという。
このような環境を踏まえ、多種多様な分野にまたがるM&Aニーズを効率的かつ効果的に支援するため、オープンイノベーションプラットフォームを立ち上げるに至ったとのことだ。
今後もみずほグループは、イノベーション企業のM&Aを含めたさらなる事業成長機会の提供を通じて、スタートアップ・エコシステムとオープンイノベーションを継続的に支援していくとのことだ。
(※)3月12日にプレリリース後、募集を開始し、本格的な稼動は4月を予定。