ソニービジネスソリューションは、Specteeが開発するSNSリアルタイム速報サービス「Spectee Pro(スペクティ プロ)」を、3月10日から提供開始したと発表した。

Spectee Proは、SNSに投稿された情報をAIが解析し、災害や危機管理情報を高い精度で自動収集する「Spectee」の機能強化版となる。

同サービスでは、絞り込み項目を細分化し、企業ごとのニーズによりマッチした危機管理情報を配信することができる。空港や駅、高速道路、ビル・商業施設といった対象を掛け合わせて情報を絞り込むことができ、フリーワード検索や地図表示にも対応し、「どこで何が起きているか」を細かく収集・確認することが可能になるとのことだ。

Specteeはこれまで、報道機関において事件や事故などの速報収集に活用されるほか、企業のリスク情報収集ツールとして活用されてきた。

今回、同サービスの提供により、よりきめ細やかな情報収集が可能となったことから、鉄道・電力・通信・高速道路といった社会インフラ企業や複数の事業所・工場・店舗を運営する企業、自治体の災害対策などで活用されることを見込んでいる。