Facebookが、iOS向けのMessengerアプリにおいて、軽量で高速化したバージョンを今後数週間掛けてリリースすると発表した。

この新バージョンは以前と比較すると、起動速度が2倍速く、サイズは4分の1であるという。2019年の開発者会議F8においてLightSpeedというプロジェクト名で紹介されていたものとなる。

同iOSアプリを簡素化して、より高速かつ軽量にすることは容易なことではないとしており、今回の再構築に至っては、一から作り直したとのことだ。Messengerアプリのコード行数は、170万行以上から36万行と84パーセント削減をしたという。

また、今回の再構築の一環として、いくつかの機能が一時的に利用できなくなるとしている。これらについて同社は、具体的な機能や期間を明かしておらず、すぐに利用できるように取り組んでいるとのことだ。