富士ゼロックスの子会社である富士ゼロックスアジアパシフィックが、オーストラリアのオフィスITサービス企業CSGを買収。CSGが富士ゼロックスアジアパシフィックの100%子会社となったことを発表した。
CSGは、オーストラリアとニュージーランドを拠点に、主にオセアニア地区の中小企業(以下、SMB)の約10,000社の顧客企業に対し、オフィス向け出力機器やITサービスを提供する企業。
オーストラリアとニュージーランドでは企業の約9割がSMBとなっており、大手企業を主な顧客に持つ富士ゼロックスが、SMBに対し強みを持つCSGを買収することで、幅広い顧客層への最適なITサービスや商品の提供を強化していくという。なお、買収後もCSGの社名は継続。
富士ゼロックスは今回の買収を通じ、オフィス向け出力機器やITサービスの提供に関する事業シナジーを活かし、SMBに対するさらなる事業拡大を目指していくとのことだ。