キーテクノロジースタートアップのビットキーが、ゴールドマン・サックスをはじめとする10社を引受先とした約34.4億円の第三者割当増資と、りそな銀行及びみずほ銀行から4.6億円の融資により、シリーズAラウンドで総額39億300万円の資金調達を実施したことを発表した。

なお、創業から今回の調達を含めた累計調達額は17ヶ月で約50億円となる。

同社のスマートロック「bitlock(ビットロック)シリーズ」の一つ「bitlock LITE」は、2019年4月の発売から9ヶ月で法人・個人合わせて受注台数12万台を突破した。

今後は、問合せや利用者からの開発要望・新機能追加等に対応するべくセールス・カスタマーサクセス(CS)・開発の人員増や体制強化を行い、2020年中に「bitlock シリーズ」の受注台数100万台を目指していくという。

また、同社のコアプラットフォームで「bitlockシリーズ」にも応用され、従来”Tobira事業”で展開してきたID連携・認証と権利処理のデジタルキープラットフォーム「bitkey platform(ビットキープラットフォーム)」。

このプラットフォームをモビリティ、スマートシティ、スマートID等の、他事業ドメインにおける新プロダクトとしても開発し、海外展開の準備も進めていくとのことだ。