アリババは2020年1月9日、中国大手自動車メーカーであるChina FAW Group Co.,Ltd(以下、「FAW Group」)と、中国での次世代ICV(インテリジェント・コネクテッド・ビークル)の共同開発に向けたパートナーシップを締結した。
FAW Groupは、今回アリババとのパートナーシップを通じて、アリババが主導するオープン・モバイル・プラットフォームであるBanma Network Technologyを活用し、新しいICV運用システムの構築を目指す。
具体的に、FAW GroupはBanmaのテクノロジーやプラットフォームなどのリソースを活用し、次世代の自動車向けにスマート・コクピット・ソリューションを設計するとのことだ。
また、アリババとFAWは自動車産業のデジタル化を推進するため、エッジ・コンピューティングやIoT、ブロックチェーンといった最先端テクノロジーを、スマート・ロジスティクスやHDマップ(高精度3次元地図)などへの実用化に向けた共同研究の実施にも合意している。