Diaryは、企業の紹介動画と記事が視聴可能な「Flatto」をリリースした。現時点でIT・人材系の企業を中心に紹介し、その他メーカー企業といった業態の企業への導入も決定しているとのことだ。

学生の事前登録を2020年1月8日から開始し、就活生のプロフィールを見て企業側が直接スカウトメールや企業PRを出すことができる機能の搭載も予定しているという。

同社によると、地方の大学に通っている、研究が忙しい、情報が閉鎖されている、推薦でいける企業しか視野にないなどという理由により、地方を中心とする就活生はなかなか採用市場に出てきにくい現状だと述べている。そういった環境による情報格差によって自分の人生について考えたり挑戦することをやめてしまう人が多くいるという、日本の就職活動における行動格差を無くしたいという想いから本サービスのリリースに至ったとのことだ。

また、いざ就職活動をする時期になったとしてもどんな会社があるかわからない、会社で働くイメージがわかないという働くことに対する心理的障壁があるとし、ユーチューブという学生の80%以上が常習的に使うプラットフォームを入り口として、就活に興味のない学生にも刺さる切り口の動画で魅力ある企業を紹介するとしている。

今後同社は、コンテンツの部分を強化すると同時に初年度掲載80社、リリース3年で地方学生の80%が熱狂的に使っている状態を目標に展開していく方針を示している。