楽天は、レストランやカフェ、小売店などの実店舗を持つ事業者を対象に、楽天IDで利用できる事前注文・決済サービスを自社のサイトやスマートフォンアプリ上で構築できるITソリューション「Rakuten Ready」を2019年12月20日より提供開始したことを発表した。
スマートフォン用サイトでの事前注文・決済フローイメージ
Rakuten Readyは、自社でシステム開発を行うことなく、顧客が事前にサイトやスマートフォンアプリで注文・決済し、実店舗で商品を待ち時間なくスムーズに受け取ることができる事前注文・決済サービスを構築する。
また、顧客が事前注文・決済時に楽天IDを使ったキャッシュレス決済を利用可能にするとともに、「楽天スーパーポイント」を貯めたり、支払いに使ったりすることもできる。
さらに、楽天会員に対して、ポイントを活用したキャンペーンなど、新たなマーケティング施策を実施可能になるという。
また、「Rakuten Ready」のオプションとして、スマートフォンアプリへの導入の場合には、予め同意を得た上で顧客の位置情報から到着時刻を予測して店舗に通知する機能も提供。
事前注文・決済サービスを提供する事業者は、本機能を導入することで、店舗運営を効率化するとともに、スムーズな受け取りサービスを顧客に提供するという。