エイスリーは、12月より芸能人のセカンドキャリア支援サービスを本格スタートしたことを発表した。

同社の調べでは、俳優や女優、お笑い芸人、モデル、アーティスト、声優など、いわゆる芸能人といわれる人々はおよそ25,000人おり、1年の間に2,000人から3,000人が入れ替わる厳しい業界で、マネージメント契約の打切りや芸能界を引退される人々は、その後自分で職を探さなければならず、セカンドキャリアのあっせん体制が比較的整っているアスリートやスポーツ選手とは違い、常に不安を抱えて活動をしている人が多いのが実情だという。

そこで、同社のキャスティング実績で培った経験とネットワークを使い、芸能人の表現力や発信力を生かせる一般企業(広報・営業・採用職等)や、エンタメ業界(裏方職)への就職支援を行うという。

所属タレントのセカンドキャリア支援まで手が回らなかった芸能事務所とも相互に協力し、セカンドキャリア支援は、芸能人だけではなく、インフルエンサーやYouTuberなどSNS上での仕事を生業にしていた人々も対象とし、初年度は100名の採用を目標に掲げるとしている。

また同社は、将来的にワールドワイドに”社会と芸能&エンタメ業界”をシームレスに繋ぐことを目指していく方針を示している。