Sansanは、同社の法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」に、オプション機能として、コンプライアンスチェック・反社チェック機能の実装開発を発表した。
機能提供は2020年3月を予定し、本機能は、スクリーニング・ソリューションを提供するリフィニティブ社と共同して開発する方針を示している。
反社チェック機能は、名刺をスキャンするだけで、自動で反社チェックが完了する、Sansanのオプション機能。
Sansanユーザーは、交換した名刺をSansanの専用スキャナーまたはスマートフォンアプリで読み取り、同社独自のAIと手入力を組み合わせたオペレーションシステムにより、名刺に書かれている文字情報は、99.9%の精度でデータ化されるという。
データ化された名刺情報の中の「会社名データ」と、リフィニティブ社のコンプライアンス関連データベースとを名寄せし、リスクのある企業を検出。
名刺交換相手がリスクのある企業だった場合、Sansan上に通知が表示され、名刺交換者はそのリスクに気が付くことができるとのことだ。
今後同社は、コンプライアンス担当者や事業部責任者への通知機能の開発、その他にも、リスクのある企業をまとめて管理することができる、コンプライアンス担当者用の管理画面も提供する予定だとしている。