ソフトバンクの子会社で、位置情報を活用したビッグデータ事業を行うAgoopは、最短10分前の人の流れを地図やグラフなどで可視化するサービス「Kompreno(R)(コンプレノ)」の無料公開版の提供を、2019年10月3日から開始したことを発表した。

「Kompreno(R)」は、スマートフォンのアプリケーションから取得した位置情報データを独自の技術で解析し、人の流れを見える化した「流動人口データ」を、地図やグラフなどのビジュアルを用いて表示する「ダッシュボード」の形で提供するサービス。

世界の200以上の国と地域における、最短10分前から2週間前までの流動人口データを、ウェブブラウザーでいつでも簡単に確認・分析することが可能だという。

  1. 人の密集度をメッシュで可視化
  2. 人の密集度をメッシュごとに色を変えて可視化することができる。ズームレベルに応じて、50m、100m、250m、500m、1km、5km、10km、40km、80km四方のメッシュで表示する。

  3. グラフによる可視化
  4. 表示エリアの10分ごとの人の量をグラフで表示する。

  5. 移動速度や方向を可視化
  6. どれくらいの速度で、どの方向へ移動しているのかを表示する。

「Kompreno(R)」は無料公開版を体験した後、2週間無料トライアル版を用意。

2週間無料トライアル版では、人流データをメッシュで表示するのではなく、ポイントでの表示となり、また、ヒートマップや移動速度・方向の機能に加えて、From-Toや滞在時間など全ての機能を利用することができるとしている。