多様な働き方の調査研究機関「ツナグ働き方研究所」が、17~29歳の若者を対象に、【就業意向に関する調査】を実施。
そのなかで、近年話題となっている「退職代行」サービスについての結果についてを報告した。
主なトピックスは以下の通り。
- 「退職代行」サービスの認知度は51.3%
- 認知者のうち「退職代行」サービスを「使ったことがある」または「使ってみたい」人は35.9%
- 特に男性は47.5%が「使ったことがある」「使ってみたい」と回答
調査結果
「退職代行」という、退職希望者本人ではなく第三者が会社との間を仲介し、代わりに会社に退職の意向を伝えるサービスについて、「知っている」と回答した人は全体の51.3%。うち男性は52.7%、女性は50.7%。ほぼ男女差はなく、約半数が知っているという結果だった。
また「退職代行」サービスについて認知している人のうち、「使ったことがある」人は14.8%、「使ってみたい」人は21.2%、計35.9%。
そのうち、男性で「使ったことがある」人は23.1%、「使ってみたい」人は24.4%で、計47.4%と約半数近くが回答。女性は「使ったことがある」人は11.2%、「使ってみたい」人は19.7%で、計30.9%という結果だった。
ツナグ働き方研究所では、「退職代行」サービスの急増には、合理的で生産性重視の若者価値観が背景にあると見ているそうだ。
<調査概要>
調査期間:2019/4/20~2019/4/24
調査対象:全国の17~29歳男女・現在の雇用形態が「会社員(正社員)」「会社員(契約社員・派遣社員)」「公務員」
調査方法:インターネットによるアンケート有効回答:499名(男性148名・女性351名)
<参照元>
『若者調査「退職代行」サービスについて』
ツナグ働き方研究所