LINE Payは、コミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」上で展開するモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」において、2019年8月9日より、「WeChat Pay」との加盟店における連携を開始することを発表した。
連携開始により、「WeChat Pay」ユーザーが訪日した際、日本国内「LINE Pay」加盟店に掲示されたQRコードを「WeChat Pay」で読み込むことで決済ができるようになる(※1)。
(※1)現時点では、WeChat Payユーザーが事前に登録したクレジットカードを利用して決済する方式には対応外。
店舗・企業側は、「LINE Pay」を新規導入する際に、「LINE Pay Global Alliance」で提携する「NAVER Pay」「WeChat Pay」も一緒に加盟店申請、審査などの手続きを一度におこなうことができるほか、売上も「LINE Pay」と合算して管理することが可能になる。
これまで、店舗側が決済サービスを導入するにはそれぞれのサービス導入手続きが必要であったが、業務提携により、国内客向けの「LINE Pay」に加え、インバウンド客向けの決済サービスも簡単に導入することができる。
既存の加盟店は、同日以降順次「WeChat Pay」に対応(※2)。利用可能な店舗にはアクセプタンスマークが掲出される予定だ(※3)。
(※2)LINE Pay 据置端末、プリントQR、LINE Pay 店舗用アプリ(ユーザーがQRコードを読み取る方式のみ)を申し込み・利用開始した店舗が対象。
(※3)同日以降、「WeChat Pay」に対応完了した加盟店に対し、同社からアクセプタンスステッカー等が順次発送される。