LINEは、小説プラットフォーム「LINEノベル」において、さまざまな人気小説や投稿作品を読むことができる「LINEノベル」アプリを本日より提供開始したことを発表した。
「LINEノベル」は、自由に小説の投稿ができることはもちろん、既刊の人気作品やオリジナル作品など、さまざまなカテゴリの作品を読むことができる小説プラットフォーム。
新レーベル『LINE文庫』『LINE文庫エッジ』を創刊し、「原田マハ」「中村航」「鎌池和馬」など多数の人気小説家による「LINEノベル」だけの書き下ろし作品も掲載するとともに、宮部みゆきの「小暮写眞館」(新潮文庫nex)や川原礫の「ソードアート・オンライン」(電撃文庫)など、参画する出版社から提供される既存の人気作品や一般ユーザーによる投稿作品も読むことができる、出版社の枠組みを超えた新しいサービス。
Android用アプリはGoogle Playにて事前登録を開始しており、配信は9月頃が予定されている。
「LINEノベル」の特徴
- TOPページで好みのジャンルに出し分け、作品は横書きで掲載
- 「読めば読むほど、無料」システムで読書を習慣化
「LINEノベル」アプリは、出版社が提供する人気作品や「LINEノベル」のレーベル『LINE文庫』『LINE文庫エッジ』のオリジナル作品など、多彩な作品が掲載されている(*1)。
スマートフォンでの快適な読書を実現するため、全ての作品は横書きで掲載しており、気軽に読書ができるよう1冊の作品を複数の話数で区切り、1話を約2,000~3,000文字を目安に収めることで、スキマ時間で無理なく読書を楽しめるように作品を掲載しているとのことだ。
*1:「LINEノベル」アプリに掲載される作品は約200作品(投稿作品を除く)。
小説と触れ合う機会を増やし、読書を習慣化させることを目的とした「読めば読むほど、無料で読める」システムを導入。
「LINEノベル」アプリでは、全作品(投稿作品は除く)が1話から3話が無料で公開されており、4話以降は1話20コイン(1コイン=1円)で購入、もしくは、無料チケットを使用することで読み進めることが可能。
無料チケットは、「LINEノベル」の作品を読んだ合計の読書時間に応じて配布され、「読めば読むほど、無料」となる。
毎週月曜日から日曜日の間に作品を読んだ合計時間が読書時間としてカウントされ、読書時間が長ければ長いほどチケットの獲得枚数が増え、無料で読める話数を増やすことができる。
読書時間と獲得した無料チケットは、読書時間のカウントを始めてから1週間でリセットされ、新たに読書時間のカウントと無料チケットの配布が始まる。(無料チケットは1作品につき1日3枚まで使用可能)
このような繰り返し読書させるシステムを提供することにより、読書の習慣化を作っていくという。