ソフィアライトは、2019年7月25日に勤務している会社の退職代行から残業代請求代行までワンストップで簡単に依頼できる「退職代行アプリ」iOS版とAndroid版を無料でリリースすることを発表した。
「退職代行アプリ」特長
- 最近社会で大きな話題となっている「退職代行サービス」のアプリ版が初登場
- 弁護士が代理で退職手続きと未払い残業代の請求を行う
従来の退職代行サービスではほとんど実施されていなかった「未払い残業代」の請求代行を退職代行と同時に実施可能。
アプリのGPS位置情報により残業を自動記録し、退職代行のときに証拠として会社側に提示し、未払い残業代の請求の交渉を行うという。
代行の依頼は、退職代行ボタンを押すだけ。あとは専門の弁護士がアプリユーザーに代わり退職の手続きと未払い残業代の請求をワンストップですべて行う。
既存の「退職代行サービス」の多くは弁護士ではない業者が行っており、この場合、代行会社は弁護士法72条の非弁行為にあたる違法行為をさけるために会社側との「交渉」は一切できない。
未払い残業代の支払い=具体的な金額を証拠をもとに会社側に払うよう「交渉」することができない業者は、あえて顧客に対して退職時に過去2年分の未払い残業代の請求ができることは言わず、結果的に顧客の権利の機会損失を招いていたという。
また、そもそも残業の証拠となるタイムカード等の勤怠管理が未実施の会社も多く、弁護士であっても未払い残業代の請求根拠となる証拠を得ることができないケースも多く見受けられていたとのことだ。
今回リリースされた「退職代行アプリ」では、これらの問題点をクリアし、退職代行と未払い残業代請求の2つを同時に実施でき、アプリに搭載したGPS位置情報により、残業した日時を正確に自動記録し証拠として残し、概算の残業代も表示する点で従来の「退職代行サービス」と異なる、と同社は述べている。