Amazonが、より注文商品を受け取りやすくする配送オプションとして、「置き配指定サービス」のエリアを拡大したことを発表した。置き配指定サービスを選択することで、急な用事や仕事で不在の場合や、在宅中で手が離せない場合でも、自宅の指定場所へ商品が配達され、サインなしで受け取りが可能となり、これまでのような不在配達票の確認や、再配達の時間設定など、ユーザー側の負担も軽減されるという。
サービス概要
配達場所は「玄関」「宅配ボックス」「ガスメーターボックス」などから選択可能。配達完了時、専用アプリで撮影した配達場所を、配達完了通知メールや配送状況確認画面で確認することができる(ユーザーの希望により撮影を行わない設定にも変更可能)。また、天候などの状況により置き配指定場所への配達が難しい場合は、ユーザーに連絡したうえで、都合や要望により、柔軟な対応を行うという。
実施エリア
東京都/ 江東区、渋谷区、新宿区、世田谷区、中野区、板橋区、北区、目黒区、杉並区、台東区、豊島区、大田区、品川区、練馬区、武蔵野市、三鷹市、西東京市
神奈川県/ 横浜市磯子区・栄区・青葉区・港南区、川崎市、綾瀬市、海老名市、三浦市、横須賀市、高座郡寒川町
埼玉県/ 春日部市、越谷市
愛知県/ 名古屋市昭和区・瑞穂区・中区・中村区・熱田区
静岡県/ 浜松市西区・中区・東区・浜北区・北区
大阪府/ 茨木市、高槻市、摂津市
福岡県/ 福岡市中央区・博多区
※上記に加え、その後も大都市圏を中心に「置き配指定サービス」を順次拡大予定。
※実施エリア内でも一部サービスを利用できない地域あり。
また、Amazonは、2019年3月より国土交通省および経済産業省が開催する「置き配検討会」に参加し、自社だけでなく、お客様に商品をお届けする「ラストワンマイル」に関わる物流業界全体が、新しい配送のあり方を検討・推進できるよう協力していくという。