世界を舞台に活躍するクリエイティブ・ディレクターであるレイ・イナモト氏率いるIxCOは、新たにIxCO Tokyoオフィスを開設し、始動することを発表した。
レイ・イナモト氏は以下のように述べている。
「オリンピックはすぐ目の前ですが、大事なのは2020年以降の日本をどうするか、そしてどうビジネスを進めていくか。そのためには日本のブランドは今後もっと世界を意識していく必要があります。われわれは弊社のニューヨークの拠点と協力しながら、世界に通用するビジネスやサービスを日本のブランドと開拓出来ればと思っています。そしてわれわれなりのスタンスでIxCO Tokyoを「日本発21世紀のバウハウス」のような存在にしていき、世界に影響を与えていくのが目標です」
クリエイティブ集団 PARTYでブランド戦略立案、新規事業立ち上げを手掛けてきた高宮範有氏と、アクセンチュアで数々の企業戦略を構築してきた間澤崇氏が共同代表として就任。加えて、NYオフィスのデザイン・ディレクター Eri MiyagiとHong Koが日本チームのサポートとして参画する。
IxCO Tokyoは、日本初の「ビジネス・インベンション・ファーム」として、デザインとデータ、テクノロジーを組み合わせることで、従来の枠組を超えた新たなビジネスを創出し、カスタマー・エクスペリエンス(CX)を構築。NYに拠点を置くIxCOがこれまでに海外で築いてきた実績に加えて、より日本やアジアに最適化したソリューション提案を目指す。
今後は、PARTYとパートナーとして、コレクティブオフィスTOKO(東京都渋谷区)/北条 SANCI(神奈川県 鎌倉市)をオフィスとして活動していくとしている。