エン・ジャパンは、同社が運営する、正社員勤務を希望する女性向け求人情報サイト『エンウィメンズワーク』上で、「仕事上のミス」をテーマにアンケートを実施、2019年5月29日にその結果を発表した。
それによると、仕事でミスをしたことがある人は98%にも上り、ミスをした際に大事なことは「言い訳をしないで状況報告」「再発防止のために次に活かす」「早急に上長に報告」だった。
98%がミスの経験あり。見直し&確認でミス対策を
まず、「仕事でミスをしてしまった経験はありますか?」と伺ったところ、98%が「ある」と回答した。
「仕事でミスをしてしまった際に、一番大事だと思うことは何ですか?」と質問をすると、第1位は「言い訳をせず状況を正確に報告すること」(45%)、第2位は「再発させないよう、次に活かすこと」(22%)、第3位は「とにかく早く上長に報告すること」(21%)という結果だった。
仕事でミスをしないために、工夫していることを具体的に聞いたところ、第1位は「見直し&確認をしっかり行なう」(84%)だった。「気持ちが落ち着いていないとすぐミスをしてしまうので、過剰な程に確認をして仕事をしている」(24歳)といった声が挙がった
第2位は「過去のミスから学ぶ」(52%)。「過去のミスをもとに自分なりに仕事のフローチャートやチェックリストを作成している」(30歳)、「人のミスは、自分も同じミスをする可能性があるので、他人事とは思わず、むしろ参考にする」(35歳)など、新たなミスを防ぐべく、振り返りを大事にしている人も多いようである。
第3位は「何でもメモをする」(49%)だった。「こんな簡単な内容なら覚えておけるだろうと思ったことも、メモを取ります。何でもメモできるノートを常に手の届く範囲に置き、毎朝簡単なToDoリストを作成しています」(30歳)というミスをしない習慣づくりに関する声が寄せられた。
気分の立て直しにもっとも効果があるのは信頼できる人に聞いてもらうこと
そして、「仕事のミスで落ち込んだ気分を立て直すのに、一番効果のあることは何ですか?」と質問をすると、第1位は「信頼できる人に聞いてもらう」(31%)だった。「落ち込んでいると新たなミスを生んでしまうので、信頼のできる人に話を聞いてもらい、気持ちをすっきりさせる」(33歳)という声が寄せられた。
第2位は「ミスに向き合い要因を徹底的に分析する」(18%)だった。「なぜ問題が起きたのか、何が原因だったのか、しっかり分析する。二度と同じミスを繰り返さない様、解決方法を明確にする」(25歳)など、要因を分析するだけではなく、その後の行動まで思案できると、前向きに次の仕事に取り組めるようである。
第3位は「好きなものを食べる」(14%)だった。「ミスのレベルや度合いで、好きなものを食べる、運動する、人に話すなど方法を分けている」(24歳)などメリハリを大切にしている声が寄せられた。
※本調査は2019年5月時点のもの。
調査は、『エンウィメンズワーク』( https://women.en-japan.com/ )を利用する女性274名を対象に行われた。調査期間は2019年4月11日~5月15日。
<参照元>
『女性が仕事でミスした時の対応策、 第1位は「言い訳をしないで状況を正確に報告」。 落ち込んだ際、 「信頼できる人に聞いてもらう」という声が多数。』